2014年4月23日水曜日

Zentyalの各モジュールの初期設定ファイルについて

Zentyalでは,Postfixやdovecotを使ってIMAP+SMTPのメールサーバを簡単につくれる。

Zentyalを使った場合でも,Postfixの設定は/etc/postfix/以下に,dovecotの設定は/etc/dovecot/以下で行う。

だたし,main.cfdovecot.confを直接編集しても,モジュールの再起動時などに,Zentyalによって書き換えられてしまう。つまりmain.cfなどを直接編集しては行けないということ。(次の紹介するページでは,"Modifying the configuration files directly is incorrect"という表現を使っている)

オリジナルの設定を使い続けるためには,Development and advanced configurationを参考にして,マスターを作成する必要がある(英語が読める人は,リンク先を読めば良い。)。

/usr/share/zentyal/stubs/"module"/以下にある,.masファイルを,/etc/zentyal/stubs/"module"/の下にコピーして,コピーしたファイルを編集ればよい。

例えば,Postfixのmain.cfを編集する場合には,次の手順。

  1. /usr/share/zentyal/stubs/mail/main.cf.mas/etc/zentyal/stubs/mail/main.cf.masにコピー

  2. /etc/zentyal/stubs/mail/main.cf.masを編集する。

  3. sudo service zentyal mail restartでメールサービスを再起動。

/usr/share/zentyal/stubs以下のmasファイルを直接編集した場合には,モジュールをアップデートした時に設定が上書きされてしまう。/etc/zentyal/stubs/以下のファイルは,モジュールをアップデートしても残る。

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